10人の泥棒たち
ついに『グエムル』を抜いて、韓国映画動員歴第一位となった
『オーシャン』の系譜にある、チームクライムエンタテイメント。
キム・ユンソク、、イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョンに
香港からサイモン・ヤムまで登場。
アジア映画ファンには中々に豪華
イ・ジョンジェとチョン・ジヒョンといえば懐かしの『イルマーレ』！！
大きなヤマに集められたプロフェッショナルが挑みながらも
腹に一物抱えた面々ばかりで・・・。
新味があるかといばそれほどではないけけれど、
キャストで最後まで楽しく見させますね。
一番美味しいのはチョン・ジヒョンですかね。
どうもクールビューティキャラにとらわれていた嫌いがありましたが、
今回は久々に硬軟自在に弾けてます。
しかし、これで、韓国映画の動員記録は８位までが１０００万人映画。
国民の４人に１人が見ている計算になります・・・。
すごいもんだ・・・・。
嘆きのピエタ
劇映画に帰ってきたキム・ギドク最新作。
やはり、見るには心身の備えが必要です。
一切情けをもたない取り立て屋。
相手が必死に情にすがっても、
えぐいことを平気でやってのけます、
と、そこへ、自分を見捨て30年音信不通だった
母親だと名乗る女性が現れ・・・。
ピエタとは十字架から下ろされたキリストを
抱きかかえる、聖母マリアを描いた宗教画の総称。
復讐と愛情と感情と救済が入り組んだ作品。
とうとうキム・ギドクは仙人のようになってきました。
ヴェネチア金獅子も納得の一作。
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